◆テレビゲーム綺譚◆ 規模を変更して無事入稿

   

1月に予告ペーパーを紹介したぜくうくんの次の本「テレビゲーム綺譚」ですが当初の予定か若干変更して無事に入稿されたそうです。これで夏コミにはゲームエリア51 にて新刊が並ぶ運びとなりました。

本人のページはこちら。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~zekzek/index2.htm

以下本人の言葉の転載。

***************************************************************************************
新刊同人誌入稿完了しました!
(と言ってもあと数日はまだ油断出来なかったりするのですが…)
いやマジで今回も膨らむ作業とページ数に攻め立てられ、ギリギリかもう無理か?あせあせ(飛び散る汗)
という戦いでしたが、どうにかこうにか終わりました。たらーっ(汗)

ただ、お詫びすることがありまして、
この本は5人にインタビューして、5人分の記事も出来上がっていたのですが、
ページ作成を開始して行くとまず最初に転さんのインタビューが入らないことが判明し、
次に堀さんのインタビューが入らないことが判明し、と。
想定ページ数をかなり縮小して完成させました。たらーっ(汗)
と言っても内容の割愛はせず、200ページなので普通の同人誌としては多いページ数だと思うのですが、ページ数を半分にしてまとめざるを得ない状況となりました。あせあせ

一応、本の方は本文196ページ、表紙込み200ページなのですが、
当初の想定で作ると多分500ページぐらいになったんじゃ、と。(^_^;)
自分は300ページぐらいに収まると予測していたのですけど。たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

ただ、堀さん・転さんおふたりとも大変お忙しくされていたので、
そういう意味でも厳しかったと思います。
(転さんのインタビューは校正始まっていましたが……)
で、何故そういう予測がつき辛かったかというと、
2冊目の同人誌でしたが、奇々怪界本はかなり詰め込み過ぎな内容で、
実際に「見づらい」と多くの人から突っ込まれ、作ってる本人も「コレは見づらい」と思っていたので、(これは実際の内容の話でなく、行間とかフォントサイズの話がメインです。)
新フォーマットで作成した為にページ管理とスケジュール管理の見通しが立て辛かったという感じです。

今回の本では色々と工夫を施し、その最たるものとして各ページで選んだ『未来へと贈る アフォリズム』コーナーが上げられます。アフォリズムとは箴言、格言、警句といった意味がるのですが、未来に贈りたいクリエイターからの金言として言葉をピックアップしました。
……と言ってもそんなに堅いものでなく、単純に面白い言葉とか印象にに残った言葉も選びましたのでページのアクセントとして見て頂ければ幸いです。^^

今後は堀さんと転さんと記事作成に転戦する予定です。わーい(嬉しい顔)
ようやく何時間のインタビューで何ページ使うか、
どれぐらいの内容が1ページに入るかの目算が出来るようになりましたので、
これでかなり戦いやすくなるでしょう、多分。たらーっ(汗)

さて、新刊なのでありますが、
もう押されに押されまくってメチャクチャなスケジュールでした。あせあせ(飛び散る汗)
正直もうちょっと楽な進行を想定していたのですが、
カラー表紙の締め切りがモノクロより圧倒的に早いと
判明した辺りからはもうメチャクチャ。あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
レジェンド以前も世界が灰色に見えていましたが、もう6月からは真っ黒という感じでした。あせあせ


……それでは内容の方を見て行きましょう!衝撃

ぴかぴか(新しい)トップの掲載はアルファ電子で活躍されたプログラマー山口正さんのインタビュー。
山口さんはWECル・マン24やメルヘンメイズのメインプログラマーでもあるのですが、
この本では山口さんの全アルファ作品を語って頂く記念碑的な取材となりました。
山口さんはジャンピューターのタイトル画面を制作した方でもあるのですが、処女作となるクラッシュローラー~ハイボルテージまでの作品を重点的に振り返って頂きました。わーい(嬉しい顔)

恐らくクラッシュローラーに対してこれだけのページ数を割いてインタビューされることはもう地球滅亡まで無いかもしれません。
エクイテスやスプレンダーブラストやハイボルテージのインタビューも同様だと思います。
山口さんはチャンピオンベースボール・エキサイティングサッカーの製作者でもあるのですが、どのように野球やサッカーという新規ゲームジャンルを開拓して行ったか? というのを刮目して見て下さい。ウインク
山口さんは伝説のプログラマーと言っても良い程のキャリアの持ち主で、
あのX68000用エミュレーター『EX68』の製作者でもあったりするのですが、
残念なのは小生がプログラム技術的なことについて素人に毛が生えた程度の知識かないことです。あせあせ(飛び散る汗)
きっとプログラマーの方が聞き手だったらもっと専門的なお話を伺うことも出来たと思うのですが、
まぁ、コレはコレとして元ゲーム小僧の質問の視点から楽しんで見て頂ければ幸いです。わーい(嬉しい顔)

アルファ電子の初期作品がどのように誕生したのか、是非目撃してください!ウインク

ぴかぴか(新しい)次に掲載されるのはコアランド・N.H.システムで活躍された中村伸武さんのインタビュー。これまでコアランド製ゲームのゲーム開発秘話というのは殆ど表になって来なかったので、この取材はまずその第一歩。
何と言ってもブラックパンサー・サイバータンクのインタビューが貴重過ぎます。
恐らく本書は今後ブラックパンサーとサイバータンクが語られる時に第一級の資料になること間違いないでしょう。^^

N.H.システム移籍後はメルヘンメイズの前任企画者が退社したことにより、開発中のメルヘンメイズ(クォータービューのシューティング)に対して地形から落ちるというアイディアをプラスし、これが作品の方向性を決定付けました。
又、中村さんはPCエンジン版のメルヘンメイズではメインプログラマーを担当されています。
今回の取材はメルヘンメイズ2作までということなんですが、間を挟む作品にブラストオフがあり、本作に対しても少しながらお話を伺いました。
全く不本意な形で発売されることになったと回想して頂き、ここらへんも要注目であります。

中村さんはインベーダーの頃は殆どゲームをやってないという方で、これはこの当時のプログラマーとしてかなり珍しいタイプなのですが、
入学した大学が近畿大学であったことが自身の人生に大きな影響を及ぼします。
その当時大学前の通りには数店のゲームセンターが軒を連ねており(ゲーメスト2号参照)、
中でもあうとばぁんにはポケットを10円玉だらけにして良く通ったというエピソードは何とも瑞々しいものでした。わーい(嬉しい顔)
実務的なプログラム技術の習得に関してはコアランド入社後に覚えたという方で、
ゲームに魅入られた、まだ真っ青だった青年が一人前のプログラマーになるまでの軌跡を描くインタビューとなっていますので、是非読んで下さい。手(グー)

ぴかぴか(新しい)最後に登場して頂くのが長年ZUNTATAとして活躍され、現在は小倉久佳音画制作所として活躍される我等がOGR御大。
この取材ではダライアスに絞り、ダライアス~ZUNTATA誕生までの軌跡を描く取材となりました。

何故小倉さんがダライアスのサウンドを担当したのか?
どうして以降のサウンドでコンセプトを用いるようになったのか?
どのようにZUNTATAは誕生したのか?

90ページを超えるインタビューでこの全ての疑問に完全なるアンサーを提示します。手(グー)

幼年期・少年期の人格形成、中学・高校・大学時代の音楽との関わりを追いました。
タイトー入社後の作曲の歴史はまた戦いの歴史でもありました。
辿り着くダライアスでは全楽曲インタビューを敢行!
もうダライアスのサウンドがこれまでとは違って聞こえて来ると断言出来る程の重厚な取材が出来ました。

1曲に付き、4ページ以上割いているものもあり、伊達に90ページを超えるインタビューになっておりません!ぴかぴか(新しい)

例えば、THE SEAという海(海底基地)のテーマがありますが、
これは新婚旅行のギリシャで見た景色をそのまま音楽に投影したとのことでした。
ゆらぎのある旋律が印象的ですが、それだけではつまらないので突如襲われるイメージが欲しかったという発言に納得過ぎて面白すぎました!衝撃
大海を彷徨うような優雅な音楽が、これまでのシューティングゲームのサウンドとは逆説的ですが、ゲーム音楽への思い込みを破壊して行く行為が面白かったという回想も後年の飛躍の原点こそがダライアスと思えるものでした。

このダライアスを以ってZUNTATAが誕生することになるのですが、ZUNTATA誕生前夜から圧倒的な密度で歴史を描きだすことが出来たと思います。
又、ZUNTATAの名の元となったZUNTATTA(ズンタッタ)というユニット名を考案し、初代ロゴデザインを描いた佐藤宏亮(浩昭)さんとゲームファンに最も認知度の高い2代目ロゴデザインをされた藪崎久也さんに、ZUNTATAと自身の関わり、あの頃のタイトー、小倉さんへのメッセージを寄稿して頂き、メモリアル的な記事となっておりますので是非読んで下さい。わーい(嬉しい顔)

佐藤さんの小倉さんたちと出会えたタイトー時代は私にとっての青春だったとする回想、
藪崎さんの生涯クリエイター人生を楽しみましょうというエール。

いやホントお二方にご寄稿をお願いできて良かった。(つ_;)ウッ…

……というワケで空前絶後なぜくう印のインタビュー本。
8月13日(金)コミックマーケット78・西-う18a『アーケードゲー夢エリアAMP51』にて展示販売開始します! 良かったら遊びに来て下さい~。わーい(嬉しい顔)

 - 日記