というわけで寝る時間を無視してREAL ARCADEPRO EXの改造をやりました。
例によってREAL ARCADEPRO EX。
最低限必要な道具
・はんだごて
・はんだ
・+ドライバー
・7mmナット回し
・ニッパー
交換するパーツ
・セイミツ LS-32(SSベース付き)
・三和電子 OBSF-30
アーケードゲームを取り扱っている店で買うことが出来ます。
秋葉原のマックジャパンで購入しましょう。
既に何人もの人が購入しているので
「RAPEXの交換するボタンが欲しい」
と伝えればさくさく用意していただけます。
間違ってもG-FRONTでは買わないように!。
買ってはいけない理由はその辺のゲーム基板コレクターに聞けばわかります。
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つーか書いちゃいます。
ヤフオクのくそ出品者 starpine_2007、fetarkatightがG-FRONTです。個人名で取引してきますが、中身はG-FRONT。
間違った商品説明を及び写真を貼っていても一切責任を取らず逃げる、また正確な出品者の情報を提供しないクソ野郎です。完全に色々わかっていて落札するなら別にいいと思いますが大して安くはありません。
ではさくっとあけていきます。
裏返して8点とまっているネジを外します。
外れたらこんな感じ。
6カ所天板をとめているナットが見えますので外していきます。
外して表にすると天板が外れます。が、中でコードをテープ止めしているので無理にあけて断線しないように注意します。
ひっぱり出した状態。
まずボタンを交換します。
ファストン端子で接続されているだけなので抜いて入れ替えて指すだけです。
こんな感じで接続されています。
左 三和OBSF-30 右 HORIのボタン
押した感じからして違います。
全部交換するとこんな感じ。
でレバーも交換します。
レバーについては元々のやつも悪くはないので気にならない普通の人は交換する必要がないと思います。一部のシューティングゲームマニアは「絶対セイミツだ!」というので交換することになります。
今回はこんなふうにファストン端子で接続するようにしようとおもいました。
これが面倒なことの始まりでした。
レバーを外します。外す前にボールを外さないと抜けないので外します。
ボールを持ってレバーの支柱をマイナスドライバーで固定して回して外します。
ジョイスティックを外します。
はずしたら外したスペースにLS-32をはめ込みます。
ベースが横になるようにしか入らないはずです。
ホントはこんな感じではんだ吸いをつかって剥がしてファストン端子につけようと思ったのですが、
導線が細すぎていちいちそんなことをやってられない、ということでニッパーでさくっと切って線をむいて丸め込みました。
これにはんだをつけてファストン端子に固定してからそれぞれを上下左右合わせて接続していきます。
正直なところ、今回私はファストン端子で接続出来るようにしましたが、交換する側のジョイスティックもハンダで直接つけるほうが簡単です。また腕に自信がある人はこの細い線を全部交換してしまう方がいいでしょう。
無理矢理ですが全部ファストン端子に交換して接続したらこうなります。
でこれで天板をもどしてネジ止めしていけば終わりと思ったのですが、レバー上の部分のファストン端子が、XBOXガイドボタンのスペースに当たってしまいはめ込むことが出来ません。仕方がないので端子を曲げて入れ込みました。
ネジを戻して表に返すとこんな感じになります。
天板にはかなり傷がつきますので小心者の人はやめた方がいいでしょう。
確認のために式神の城IIIで試してみましたが特に問題なく無事に動きました。
レバーをこうやって交換した人の写真ってあんまりないみたいなので参考になれば幸いです。
2009/03/13 補足
たくさんのリンクありがとうございます。
いくつかフォローいただいている記事を元に追加の情報をまとめます。
あればベター
M4 タップ
ジョイスティックを交換する時、板側にはネジ用の溝がきっていないため、タップを使って先に溝をきってやるとジョイスティックの固定時に楽にネジ止めができるようになります。
ケーブルかしめ工具
あるといちいち半田付けせずにALLファストン端子化が簡単になります。
何でもできるタイプならLANケーブルや同軸ケーブルの加工もやりやすくなります。